宿の棟と棟をつなぐ共同空間ラウンジには
夜になると焚き火が灯る
火を見つめていると
自分の輪郭があいまいになり
自然と言葉がこぼれてきた
言っちゃった
でも言えてよかった
気づけば隣との距離が
少し近づいていた
翌朝
囲炉裏に腰掛けて耳をすます
風が柱をなでる音、草木のささやき、静かな波音
生き物たちの声
自然の息づかいに包まれていると
この世界とすらつながれる気がした
人と人、人と自然
その間の境界がほどけるにつれて
私たちはありのままの自分を取り戻す
宿の棟と棟をつなぐ共同空間ラウンジには
夜になると焚き火が灯る
火を見つめていると
自分の輪郭があいまいになり
自然と言葉がこぼれてきた
言っちゃった
でも言えてよかった
気づけば隣との距離が
少し近づいていた
翌朝
囲炉裏に腰掛けて耳をすます
風が柱をなでる音、草木のささやき、静かな波音
生き物たちの声
自然の息づかいに包まれていると
この世界とすらつながれる気がした
人と人、人と自然
その間の境界がほどけるにつれて
私たちはありのままの自分を取り戻す