忙しない日々を積み重ねて
たどり着いた今日
これで良いんだっけ?
ぼーっと考えながら
窓辺から海を眺める
海面が下がるにつれて
姿をみせる白砂の道
1日に2回だけ顔を出すその道は
太古の昔から、同じリズムを刻んでいる
あせらず、あわてず
時代にも何者にも左右されない
出たり消えたりを繰り返す姿を想うと
だんだんと肩の力が抜けてくる
潮が引いたら、渡ってみよう
潮が満ちたら、帰ってこよう
それで良いんじゃない?
天使の散歩道と呼ばれる
この白い道は
私の中に流れる本来のリズムを
思い出させてくれる