Case

Letter 02 –和歌山– | ウェディングプロデュース

オリジナルウエディング

これまでも、これからも。

ふたりが結婚式の場所に選んだのは

生まれ育ち、出逢った地元。

和歌山にある世界遺産の神社「熊野本宮大社」。

 

気づけば人生の半分に近い年月を

寄り添い共に過ごしてきたふたり。

出逢った頃の記憶はもう曖昧かもしれないけれど、

相手を愛おしく思い心が温かくなった瞬間は、

いくつもはっきりと覚えている。

 

長い間見守ってくれた大切なご家族とご友人に

夫婦になったふたりの幸せな姿を見ていただき、

心から安心して祝福してもらえるように。

「手紙の木」と呼ばれる多羅葉の御神木の下にある
黒い八咫烏のポスト。
ふたりには葉書の絵馬に
皆さんへの感謝の気持ちを込めて
お手紙を書いていただきました。

結婚式が終わったあと、
ゲストのご自宅にこのお手紙が届くというサプライズ。
この先も絵馬を手にとる度に、
この幸せな時間を思い出していただけるように。
今日までの長い道のり、
沢山のことを一緒に乗り越えてきた。
幸せなときも、不安なときも
気づけば心にはあなたがいて
いつしかなくてはならない存在になっていた。

あなたと今日を迎えられたこと
そして、これからも一緒に生きていける喜びが
神聖な時間の流れに合わせて
ゆっくりと胸に込み上げてくる。

神前式のあと

境内の前でゲストの皆さまと一緒に行った

ブーケセレモニー。

 

一人一人からお花を受け取るたびに

温かい優しさが伝わってくる。

一人一人からの「おめでとう」という言葉に

感謝の気持ちが溢れてくる。

そんなたくさんの愛情が詰まった花束に

かけがえのない相手への気持ちを乗せて贈る。

 

ふたりの手が重なった瞬間の

景色と温度はずっと忘れないだろう。

 

出逢ってくれてありがとう。

この幸せな瞬間を忘れることなく

これからもずっとふたりで歩いて行こう。

 おふたりへ

 

最初のヒアリングのとき、

「お相手はご自身にとってどんな存在ですか」

という私からの質問に

「なくてはならない存在です」と、

迷わず声を揃えて仰ったおふたり。

その時の優しい笑顔がとても印象的でした。

 

これまで色々な試練があったかもしれませんが、

すぐ近くにいなくても、

会える時間が少なかったとしても、

距離や時間を飛び越えて、心はちゃんと繋がっていた。

 

そんなふたりの結婚式。

今もとなりにはお互いがいて、

ふたりの日々は未来もずっと繋がっていくということ、

大切な人たちが見守ってくれていること、

それこそが幸せで尊いということを

この1日で皆さんにもお伝えしたいと思いました。

 

ブーケセレモニーの時おふたりが流した涙には、

数え切れないほどの想いや

たくさんの愛が詰まっていて、

そこに居合わせた全員にとって

忘れられない特別な体験になりました。

 

これまで通りのふたりのペースで

ゆっくり一歩ずつ人生を歩んで行ってください。

この日の愛おしい時間が、

ふたりをいつまでも温かく包んでくれますように。

– September.2020 –

 

Place / 熊野本宮大社(和歌山)

Guest / 11名

 

Produce by 花ノ結婚式屋

 

Creative director:Satoshi Iida

Hairmake:Younghwa Lee

Photo: Yuka Iwamoto

Movie:Hiroshi Simizu

Takuya Ishida

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