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January 27, 22

【体験談インタビュー】花ノ家族婚とは?——新郎新婦に聞いた、大切な家族と過ごす「旅する結婚式」の魅力

昨今、ご家族のみを招待した結婚式——家族婚——を希望される方が増えつつあります。花ノ結婚式屋は、おふたりが時間に追われることなく、大切な方との時間を楽しめるよう、宿泊型の家族婚「花ノ家族婚」をプロデュースしています。

 

2021年11月、花ノ家族婚で初めての結婚式が執り行われました。式を挙げられたのは、広瀬 裕貴(ひろせ ゆうき)さん・小霧(さぎり)さん、ご夫婦。ご家族のみを招待し、沖縄の貸切ホテル「413はまひがホテル」で、2泊3日の結婚式を体験されました。

 

元々、ご家族に感謝を伝えられる式を希望されていたおふたりは、「結婚式を通して、両親に感謝を伝えられただけでなく、家族の関係性が変わった」と話してくれました。

 

広瀬さんご夫婦が体験した2泊3日とは。ご家族との関係性はどのように変化したのか。おふたりのインタビューを通して、「旅する結婚式」の魅力に迫ります。

 


家族の関係性を見つめ直す結婚式を

-おふたりは、花ノ家族婚に問い合わせをする前から、家族で行う“家族婚”を希望されていたと伺いました。

 

小霧さん:そうですね。元々、結婚式は「親への感謝を伝える場」だと思っていたんです。ご時世的に、大勢を招待する結婚式もしづらかったので、親に気持ちを伝える場にしようと思っていました。

 

また、「家族旅行の思い出を作りたい」という気持ちもあって。祖父母は高齢なので、そう簡単に旅行ができるわけではありません。この機会に、良い思い出を作ろうと考えていました。

 

裕貴さん:僕も、最初から少人数で行う家族婚を希望していました。友人や会社の方を呼んで大勢でワイワイする結婚式も楽しいけれど、「親への感謝を伝える場」を一番に実現したかったんです。

さらに、個人的には、今回の結婚式を通して、親との関係性の中にある“しこり”を解消したいとも考えていました。大人になった今だからこそ気付ける親の愛情も、子供の頃にはある種の“押し付け”のようにも感じていて。僕は「家族」という関係に息苦しさを覚えていたんです。

 

結婚式を通して、そうした考えを解きほぐし、2つの家族から3つの家族に——「親と子」ではない横並びの関係性に——なれたらと思っていました。


-ご家族とゆっくり時間を過ごし、これまでの感謝を伝え、これからの関係性を見つめ直す。そんな時間を叶えたかったのですね。「花ノ家族婚」を選んだ理由はなんでしょうか?

 

裕貴さん:きっかけはSNSのタイムラインに流れてきた「瀬戸内リトリート 青凪」という会場の写真でした。素敵だったので、小霧(さぎり)に共有すると、想像以上に良い反応が返ってきて。気づいたら、彼女が問い合わせをしていました。

 

小霧さん:珍しく先陣切って行動したよね(笑)。


 

-決め手はなんですか?

 

小霧さん:決め手は2つ。1つは「巣立式」という、オリジナルコンテンツ。巣立式とは、思い出の写真とメッセージを通して、私たちが過ごしてきた人生を、感謝とともに両親に共有する時間です。そうしたコンテンツがあれば、当日緊張していたりバタバタしていても、ちゃんと想いを伝えられると思いました。

 

もう1つは、生花を使った装飾や花嫁さんのアクセサリーに、一目惚れしたことです。すごく好みにあっていたので、花ノ結婚式屋のインスタグラムに投稿されていた写真は、全て目を通しました(笑)。

 

沖縄の海沿いホテルを貸し切って

おふたりの旅のしおり。初日は写真撮影とBBQ。二日目に挙式と食事会を行い、三日目は先出しの映像を見た後にチェックアウト。通常の結婚式と比較して空き時間が多く、ゆったり過ごせるようなスケジュールになっている。

-雰囲気も中身のコンテンツも、おふたりにぴったりだったんですね。それでは、ここから結婚式の中身について伺いたいと思います。会場となったホテルは、どのように選ばれたんですか?

 

小霧さん:宿泊した「413はまひがホテル」は、ガーデンウェディングができるとプロデューサーさんが提案してくれました。実はもともとグアムでの結婚式を予定していたのですが、コロナの影響で断念した背景があって。そんな私達の話を受けて、綺麗な海に面した抜群のロケーションを提案していただき、とても嬉しかったです。

 

-2泊3日の中で、特に印象的だったシーンはありますか?

 

小霧さん:2日目の挙式が始まる直前に、私の姿を見た父親が泣き始めたんです。

 

 

小霧さん:普段は涙を見せない人なのに…。リハーサルの時は、私たちの様子を茶化して楽しんでいたけれど、本番になったらアロハシャツの袖で涙をぬぐっていて。その姿を見ると、「ハンカチ持ってきてよ〜!」って思いながらも、グッとくるものがありました。

 

他にも、挙式で使った装花のアーチを背に、両家の家族が写真を撮っている姿も微笑ましかったですね。みんな、旅行に来た観光客のように純粋に楽しんでくれたようです。

 

 

裕貴さん:その夜の食事会も、家族婚ならではの過ごし方をしました。1つの大きなテーブルを囲って全員で食事をしたところ、両家の祖父母同士が趣味の話で盛り上がっていたり、親同士がLINEを交換したりしていて。自分たちを間に挟まない、両家のつながりが生まれました。

 

-両家のご家族同士が、自然とコミュニケーションが取れたんですね。挙式は2日目ということでしたが、初日はどのように過ごされたんですか?

 

小霧さん:初日は昼過ぎにホテルに到着して、ヘアメイクをしてもらってから、エンゲージフォトの撮影をしました。

 

小霧さん:移動する車の中で、スタッフの皆さんが、すごい楽しそうに「あの場所で撮るのはどうか?」「こんなポーズが良いと思います!」と提案をくださって。関西弁がわちゃわちゃ飛び交う会話の雰囲気に、式前で少し不安だった気分も晴れちゃいました。

 

裕貴さん:本当に皆さんの熱量がすごかったですね。素敵な提案を多くいただき助かりました。経験がない僕らからすると、撮影をどこまで楽しんでいいのか、自分たちの要望をどこまで伝えていいのか、迷う部分もある。

 

しかし、経験豊富な皆さんにリードしてもらったことで、「妥協せずに、最高の瞬間を残すんだ!」と、いい意味で気を引き締めることができて。ワンチームとして撮影に臨んだ結果、納得のいく写真が撮れました。あの時間は、夫婦にとって大切な思い出になっています。

-お二人の写真は、心から楽しまれていたのが分かる素敵なものばかりでしたね。続いて、2泊3日の最終日、3日目はどのような時間を過ごされましたか?

 

裕貴さん:2日目までは緊張していたんですが、一夜明けて3日目の朝は、肩の力を抜いてゆったりした時間を過ごせました。両家で一緒に食べた朝食では、家族同士の距離感も近く、リラックスした雰囲気になっていて。

 

そのタイミングで、花ノ結婚式屋の皆さんが用意してくださった、二日目までの様子をまとめたフォトムービーを上映して。式中は周りを見る余裕がなかった僕でしたが、その映像のおかげで、僕らの周りに流れていた雰囲気や、大切な人たちの表情をしっかりと心に焼き付け、お土産として持って帰ることができたんです。

 

 

-おふたりが望まれていた「家族とゆったりと過ごす時間」は叶いましたか?

 

裕貴さん:叶ったと思います。一般的に、両家の家族が一緒に過ごす時間はだいたい年に一度、2時間程度でしょう。そう考えると、約10時間一緒に過ごせた今回の結婚式は、5年分を一気に体験したことになります。宿泊だからこそ、着飾らない“人となり”を知ることができる、貴重な機会でした。

 

 

結婚式準備で再認識した「親の愛情」

 

-おふたりにとって初めての結婚式でしたが、準備で大変ことはありましたか?

 

裕貴さん:前日まで仕事をしたりバタバタしていたのはありますが、あまり準備が大変だとは感じませんでした。それどころか、巣立式の映像で使用するため、昔の写真に説明文を書いていくという宿題は、自分の人生を振り返る貴重な機会にもなりました。

 

2時間程かけて、これまでの30年間の出来事を思い出してみると、その時の感情も蘇ってきて。そのおかげで、両親への手紙や誓いの言葉に、より思いを込めることができたんです。

 

-過去を振り返ってみて、どんな気づきがありましたか?

 

小霧さん:私の場合、昔の家族写真を見返していて、母がほとんど写っていないことに気づきました。母はいつも自分を後回しにして、私たちの写真を撮ってくれていたんです。家族を優先して動いてくれていた母の愛情を、改めて知ることができました。

 

裕貴さん:僕は、生まれたばかりの自分を抱く両親の写真が印象深かったですね。そこに写っているのは、27歳くらいの両親。今の自分よりも若い二人が、仕事をしながら子育てをする大変さを想像して。写真に写る両親を、親ではなく同年代の一人の人間として見れた時、育ててくれた感謝や尊敬の念、さまざまな感情が湧き出てきました。

 

 

自然体でいられる「大きなひとつの家族」に

-準備期間も大切な時間だったんですね。花ノ家族婚を通して、おふたりの関係に変化はありましたか?

 

小霧さん:目に見える変化はないかもしれませんが、お互いのことをより深く知る機会になりました。例えば、裕貴はすごくポジティブで、いつでも元気。なぜそこまで彼は明るいのか、疑問に思っていましたが、彼の家族写真を見てその理由が分かりました。

 

彼のご家族は、小さな頃から記念日ごとに家族写真を撮っていたんです。それは、ずっとご両親が彼を愛し、見守ってきた証。ご両親から注がれた愛情が、彼の素敵な性格をつくったと思うと、さらに愛おしく感じました。

 

裕貴さん:二人の関係性が新しくなったというより、この関係性が間違っていないんだと再認識する機会でしたね。特に、誓いの言葉を書いた時のこと。僕が考えた案に、彼女は一発でOKを出してくれたんです。びっくりしつつも、「やっぱり、この人となら将来も一緒にいれそうだ」と、再確認しました。

 

-関係性の深まりを感じられたんですね。裕貴さんは「家族関係を見直す機会にしたい」と仰られてましたが、ご家族との関係はどのように変化しましたか?

 

裕貴さん:一番の変化は、両家の家族に対して、自然体の自分たちの姿を見せられるようになったことです。これまではどうしても、彼女の両親に気を遣うことがあったんですが、今は「お父さん、お母さん」と呼べるほど、自然に関わることができるようになりました。

 

小霧さん:その変化は、私たちだけじゃなく、他の家族のメンバーにも当てはまりそう。もし今後、私の妹か姉が結婚したら、彼のおじいさまとおばあさまも、自分の孫のことのように喜んでくれるはず。その姿を想像できるくらい、家族同士の距離感が縮まったんです。

 

裕貴さん:結婚式をする前は、「2つの家族から3つの家族に」なろうと考えていましたが、きっと僕らは「緩やかにつながる、大きなひとつの家族」になったんですね。この関係性は僕にとって、窮屈ではなく居心地のいいもの。これから一生、大切にしていきたいと思います。

 

 

 

[取材・執筆・編集] 佐藤史紹

 


 

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